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【北米】ペプシコの食品の新興企業支援プログラム、サツマイモ・チップスSpudsyが大賞。食品廃棄物削減

 食品世界大手米ペプシコは8月24日、2020年度の新興企業支援プログラム「ノースアメリカ・グリーンハウス・アクセラレーター」の受賞者を発表。サツマイモ菓子製造Spudsyが大賞を受賞した。獲得賞金は10万米ドル(約1,050万円)。

 同プログラムは、ペプシコが2017年に欧州で開始。2018年秋からは北米での展開も初め、北米での第1回となる2019年受賞者は、小児肥満解決に向けた無糖飲料製造「Hapi Drinks」だった。

 今年大賞を受賞したSpudsyは、食品廃棄物を削減するため規格外のサツマイモを原料とし、植物原料だけを用いたサツマイモ・チップスを製造。非遺伝子組み換え、グルテンフリーでもあり、経営者も女性。この菓子の製造で、2021年までにサツマイモ100万個を食品廃棄から救えるという。

 同プログラムは、新型コロナウイルスの影響が拡大し始めた2月に開始。食品・飲料の新興企業10社に対し、個別の支援を行った。ペプシコの傘下ブランドBare Snacks、KeVita、Stacy等からはメンターも提供し、マーケティング、流通、製造、サプライチェーン、包装・容器、ラベル表示、資金調達、事業のスケール等に関する課題解決に取り組んだ。プログラムに選ばれた10社は、プログラム実施の6ヶ月間で平均で売上を240%伸ばした。

 新型コロナウイルス・パンデミックの影響で、Eコマースの重要性が増加したことにより、今回のプログラムでも支援先企業のEコマースの強化にも力を注いだ。

【参照ページ】PepsiCo's Annual North America Greenhouse Accelerator Program Awards $100,000 Grant to Spudsy

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