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【日本】アサヒグループHD、グリーンボンド100億円発行。再生プラ・バイオプラ調達、再エネ購入等

 アサヒグループホールディングスは10月9日、10月15日に同社初となるグリーンボンドを発行すると発表した。発行額100億円。年限5年。利率0.120%。信用格付は、日本格付研究所(JCR)でAA-、格付投資情報センター(R&I)でA+。主幹事証券会社は野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券。

 今回発行のグリーンボンドの資金使途は、リサイクルした再生PETやバイオプラスチックの調達、再生可能エネルギーの調達、社有林「アサヒの森」の維持等。アサヒグループは2019年、「アサヒグループ環境ビジョン2050」を策定しており、その取り組みの一環。気候変動への対応として、2050年までに二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)を目指す他、農作物原料、容器包装、水について持続可能な資源利用100%の実現を目標としている。

 同グリーンボンドへの外部評価については、日本格付研究所(JCR)が最上位評価となるGreen1を付与した。日本生命保険、東京海上日動火災保険、住友生命保険、三菱UFJ信託銀行、アセットマネジメントOne等が投資表明している。

 さらに同社は10月5日、持続可能な水資源利用100%(ウォーターニュートラル)に向けた取り組みの一環として、広島県庄原市比和財産区と森林保全管理協定締結。広島県庄原市・三次市の社有林「アサヒの森」の管理する森林面積を14%拡大すると発表した。同社工場の水消費量の削減と並行し、森林管理により水涵養能力を高める。これにより同社2025年目標の達成率は95%に到達。今後もさらなる水使用量削減や森林管理面積の拡大に取り組む。

[2020年10月22日修正]
内容の一部に誤りがあり訂正した。

【参照ページ】グリーンボンドの発行条件決定に関するお知らせ
【参照ページ】アサヒグループが管理する森林面積をさらに拡大 持続可能な水資源利用100%「ウォーターニュートラル」の95%まで進捗 庄原市比和財産区(広島県庄原市)と森林保全管理協定を締結

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