
総合電機世界大手独シーメンスは9月25日、同社のインフラ設備事業子会社シーメンス・スマート・インフラストラクチャーと、WUN H2と協働で、ドイツ最大の水素生産工場を建設すると発表した。
EUは2050年までに二酸化炭素ネット排出量をゼロにする目標を掲げており、再生可能エネルギーの水電解で水素を生産する「グリーン水素」を戦略的産業と位置づけている。そのため今回シーメンスが発表した水素生産工場もグリーン水素型の水素を生産する。
同工場は、バイエルン州北部のヴンジーデルに建設し、初期開発フェーズでは、6MWの再生可能エネルギー電力を調達し、第1フェーズでは年間900t、最終的には2,000tを生産する。今年末に着工し、2021年末に商業稼働を開始する計画。水素が持つ再生可能エネルギー電力の蓄電機能に着目し、天候に恵まれたタイミングで再生可能エネルギーを水素に転換。それを輸送機器や産業用に活用する。
水電解用の再生可能エネルギーは、すでに稼働している同社のバッテリー蓄電所の隣に、ヴンジーデル・エネルギー・パークを建設。SWWヴンジーデルとも協働し、太陽光発電や風力発電を行う。バスやトラックに供給する水素ステーションも工場の近くに建設する。
バイエルン周辺は、エネルギーを遠方からのガス供給に依存しているが、今回の水素工場により現地でのエネルギー生産が可能となる。水素をガスボンベに詰め、トラックで需要企業に供給することを検討している。
【参照ページ】Siemens to build large CO2-free hydrogen production plant in southern Germany
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