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【EU】欧州環境庁、土地利用に関する環境会計アプローチを開発。加盟国での変化データ開示

 EUの欧州環境庁(EEA)は10月27日、気候変動政策に鑑み、土地利用変化(LUC)に関する環境会計アプローチを開発し、2000年から2018年のEU加盟国の年次データをまとめたウェブサイトを開設した。生態系や資源管理の上で土地利用や土地利用変化の情報は重要性を増しており、今回体系的にデータを整理し、可視化した。

 今回のデータは、EUの人工衛星を用いた地球観測計画「コペルニクス」で観測されている土地利用データ「CORINE土地利用データ」を活用。データを基に、土地の都市空間利用への変化や農地転換を数値化し、分析しやすいように統合データを作成した。データ換算では、国連の環境経済勘定(SEEA)セントラルフレームワークや、EEAのIntegrated Data Platform(ETC/ULS, 2020)に準拠した。

 今回の分析データからは、生物多様性や土壌炭素貯留量の減少、また洪水抑制等の生態系サービスでは、欧州では土地利用変化が関連していることがわかったという。

【参照ページ】Developing accounting methods for land cover changes
【データ】Land cover and change statistics 2000-2018

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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