デンマーク電力大手オーステッドは12月1日、同社が保有している全てのLNG事業をグレンコアに売却する手続が終了したと発表した。同社は2019年12月にLNG事業を全て手放す方針を表明し、再生可能エネルギーのみに注力することを公言していた。
一方同社は、12月2日に米テキサス州フォートベンドの太陽光発電所「Old 300」への投資を最終決定したと発表した。Old 300では現在、設備容量1.1GWの太陽光発電所を建設中で、2022年より稼働する。これにより、陸上風力発電や太陽光発電を含むオーステッドの発電ポートフォリオの総設備容量は、3.4GWとなる。
同プロジェクトでは、同地域の土地を貸し出す家族経営牧場に新たな収入源を創出。さらに、発電所の建設に伴い、最大400人の雇用も生む。発電所の長期運用で、同州フォートベンドとニードビル独立学区に4,000万米ドル(約42億円)以上の固定資産税収ももたらす。
【参照ページ】Ørsted takes final investment decision on Old 300 Solar Center, a 430 MWAC solar PV project located near Houston
【参照ページ】Ørsted enters 325 MW route-to-market agreement in the Netherlands
【参照ページ】Ørsted completes divestment of LNG business
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