サントリー食品インターナショナルは4月12日、同社飲料ブランド「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」の650mlおよび600ml容器について、すべて100%リサイクル再生PET(rPET)に転換すると発表した。同アクションは、バージンプラスチック消費量4,500tと二酸化炭素排出量6,200t削減に繋がる見込み。
サントリーグループは2012年、国内清涼飲料業界として初めて、マテリアルリサイクルによる再生素材100%の容器を導入。マテリアルリサイクル技術では、協栄産業等と協働し「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発した。2019年には「プラスチック基本方針」を策定。2030年までにグローバルで使用する全PETボトル容器の素材を、再生素材または植物由来素材のみに転換。化石燃料由来のバージンプラスチック使用をゼロにするという目標を掲げた。
サントリー食品インターナショナルは、2025年までに国内清涼飲料事業における全PETボトル重量の50%以上にリサイクル再生PET(rPET)を使用する中期目標を設定している。2020年には、リサイクル素材使用率26%を達成し、2022年には、3年前倒して50%以上を実現予定。
同社は今後、プロジェクト「またあえるボトル」の一環として、使用済みPETボトル容器の回収にも着手。消費者に対し、ボトルtoボトルの水平リサイクルの有用性を伝える啓蒙活動も強化する。
【参照ページ】「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」がリサイクル素材100%の「またあえるボトル」になってリニューアル!「またあえるボトル」プロジェクトでペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルへの取り組みをさらに加速
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