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【EU】使い捨てプラスチック指令、7月3日から全加盟国で適用開始。飲料容器や生理用品でもラベル義務

 EUで、海洋プラスチック問題の原因となっている10大・使い捨てプラスチックの使用を禁止する「使い捨てプラスチック指令」が、7月3日から適用された。同EU指令は2019年に成立し、同7月2日に施行。各加盟国は2021年7月3日まで国内法を整備し、国内適用することが義務付けられていた。

【参考】【EU】EU理事会、2021年から使い捨てプラ使用禁止のEU法案可決。同EU指令が成立(2019年5月23日)
【参考】【EU】欧州議会、プラスチック製ストロー・食器使用禁止法案可決。酸化型生分解性プラスチックも(2018年10月26日)
【参考】【EU】欧州委員会、使い捨てプラスチック製品の大規模使用禁止法案提出。ストロー、食器等(2018年5月31日)
【参考】【EU】欧州委員会、プラスチックごみ削減の政策大綱発表。2030年までに全プラスチックごみをリサイクル(2018年1月25日)

 同EU指令では、使い捨てプラスチック製のストロー、マドラー、食器(ナイフ・フォーク・スプーン・皿)、綿棒、風船の柄の使用を禁止。生分解性プラスチックの中でも分解性が弱い「酸化型生分解性プラスチック」の使用も禁止されている。

 また欧州委員会は2020年12月、同EU指令の附則に基づき、生理用品、ウェットティッシュ、フィルター付きたばこ、飲料容器に対しては、特別な商品ラベルを義務付けるルールも定めており、今回同時に適用された。

【参照ページ】Single-use plastics
【参照ページ】Marking specifications for single-use plastic products
【参照ページ】COMMISSION IMPLEMENTING REGULATION (EU) 2020/2151

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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