米リサイクル技術ベンチャーPureCycle Technologiesは9月13日、三井物産と事業提携での覚書を締結したと発表した。ポリプロピレン(PP)廃棄物をリサイクルし、超高純度の再生ポリプロピレン(UPRP)に変換するリサイクル施設に建設する検討を行う。生産規模は年間5万t。
PureCycle Technologiesは、米オハイオ州アイアントンでのリサイクル施設の建設が順調に進んでおり、2022年第4四半期には量産を開始予定。また、ジョージア州オーガスタでも最初の大規模工場建設の用地も発表した。すでにロレアル等が主要顧客となっている。オハイオ州アイアイントン工場の生産品に関しては、すでに20年分先まで予約販売が完了。オーガスタの工場の40%の生産も、既存顧客への販売がすでに決まっている。
【参考】【アメリカ】P&G、PureCycleと共同でポリプロピレン・リサイクル工場建設。バージンに近い原料に再生(2017年9月14日)
【参照ページ】PureCycle announces partnership with Mitsui to develop ultra-pure recycled polypropylene plant in Japan
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