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【アメリカ】ノースカロライナ州、エネルギー会社に2050年カーボンニュートラル義務化州法成立

 米ノースカロライナ州のロイ・クーパー知事は10月14日、2030年までにエネルギー生産者の二酸化炭素排出量を2005年比70%減し、2050年までにネットゼロにすることを公式目標として設定したエネルギー・ソリューション州法案に署名。同州法が成立した。

 同州法は当初案では、同州最大手の電力会社デューク・エナジーに対し、個別の発電所を明示した閉鎖の指示等を掲げていたが、硬直的な内容としてクーパー州知事は拒否権を発動する考えを披露。そのため、同州議会議員と州知事の協議が行われ、2週間前に合意に達していた。結果、クーパー氏の支持母体である民主党だけでなく、共和党からも支持を得た。

 同州法では、デューク・エナジーに関し、州公益事業委員会に複数年にわたる料金値上げや業績に応じた収益インセンティブを要請することができる権限が認められた。そのため、同州法の歓迎式典には、デューク・エナジーをはじめ、企業グループの代表者も出席する形となった。

 全米州議会会議によると、9月の時点で、すでに全米で16州とプエルトリコ準州が、二酸化炭素排出量の削減を義務化する州法案を可決。今回ノースカロライナ州が加わったことで、17州目となった。
 
【参照ページ】Governor Cooper Signs Energy Bill Including Carbon Reduction Goals Into Law
【参照ページ】Greenhouse Gas Emissions Reduction Targets and Market-based Policies

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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