豪小売店舗用不動産投資大手Vicinity Centresは11月4日、仏電力・ガス大手エンジーとパートナーシップを締結し、同社保有小売物件の駐車場にオーストラリア最大級のEV急速充電ステーションを設置すると発表した。対象物件は最大30ヵ所、敷設するEV充電スタンドでは、30分間で最大80%の充電できる。
今回のアクションは、豪再生可能エネルギー機関(ARENA)のフューチャー・フューエル基金の一環で実施。Vicinity Centresは、2030年までに100%保有する34物件でのカーボンニュートラルを目標としているため、同社目標への進捗と物件利用者への付加価値提供を両立する。
同社はその他にも、米グーグル親会社のアルファベット傘下のウイングとドローン輸送でパートナーシップを締結済み。加えて豪ベンチャーキャピタルTaronga Ventureへの出資を行い、新製品開発プログラムを補完する新たなテクノジーへのアクセスを可能にしている。
【参照ページ】Vicinity and ENGIE to deliver shopping centre-based electric fast-charging network
【画像】Vicinity Centres
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら