金融安定理事会(FSB)の気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)は1月25日、TCFDガイドラインに沿った気候関連情報開示をサポートする業界主導のイニシアチブ特集レポートの第1弾を発表した。
今回のレポートでは、3つの活動を紹介した。1つ目は、水力発電アセットでのプロジェクト単位でのTCFD情報開示を推奨する国際イニシアチブNet Zero Climate-Resilient Hydropower Initiative(Open Hydro)。
2つ目は、持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)が策定した「電力事業者のためのベストプラクティス・ガイドライン」。
【参考】【国際】WBCSD、電力会社向けのTCFDガイダンス発行。機会・リスクの評価枠組み提示(2021年12月7日)
3つ目は、中国商工銀行(ICBC)が実施したTCFDの簡体字中国語への翻訳文書プロジェクト。今後もTCFDの補助ガイダンス等を発行都度翻訳していく予定。
【参照ページ】Industry-led Initiative Spotlight
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら