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【日本】三井化学、化成品のサーキュラーエコノミー化着々。クラッカーでのアンモニア燃料転換も

 三井化学は2月1日、日本IBMとの間で2021年4月に開始したブロックチェーン技術を使ったプラスチック資源循環プラットフォームを活用し、トレーサビリティを確保した再生プラスチックの販売を石塚化学産業が開始したと発表した。

 同プラスチックは、茨城県のツルオカが使用済みプラスチックの回収・解体を行い、石塚化学産業が再生素材を原料にメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)及びポリカーボネート樹脂(PC)を生産。一連のフローが、三井化学と日本IBMのトレーサビリティ・プラットフォームによりトラッキングされている。

【参考】【日本】三井化学と日本IBM、資源リサイクルでブロックチェーン活用のトレーサビリティ実証開始(2021年4月28日)

 また三井化学は2月15日、ネステから購入したバイオナフサを原料としたバイオフェノールの出荷を開始。アジア地域で第1号企業となった。今後、同様にバイオアセトンの出荷も予定している。

【参考】【国際】ネステ、三井化学にバイオナフサの供給開始。豊田通商と3社契約。日本市場も席巻か(2021年5月21日)

 さらに2月18日には、三井化学、丸善石油化学、東洋エンジニアリング、双日マシナリーの4社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から「CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発/ナフサ分解炉の高度化技術の開発」の実証事業で採択されたことも発表。ナフサ分解炉の熱源燃料をメタンからアンモニアに転換することを実証する。2030年度の実証完了を目指す。

【参照ページ】ナフサ分解炉におけるアンモニア燃料実用化に向けた実証事業開始
【参照ページ】三井化学、アジア地区で初めてバイオマスフェノールを出荷
【参照ページ】資源循環プラットフォーム活用で、トレーサビリティを付与した再生プラスチック材の実証販売開始

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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