小売大手豪コールズは4月4日、同社プライベートブランド(PB)商品で、家庭での堆肥化が可能なコーヒーカプセルを販売すると発表した。オーストラリアの小売大手では初。
同アクションは、PB商品の包装・容器を100%リサイクル可能、再利用可能、堆肥化可能なものへ転換するという同社の2025年サステナビリティ目標の一環。全商品への豪政府リサイクルラベル「オーストラリアン・リサイクルリング・ラベル(ARL)」の表示や、不必要な使い捨てプラスチック包装・容器の段階的廃止等を進めている。
【参考】【オーストラリア】コールズ、新サステナビリティ戦略発表。脱炭素、サーキュラー、栄養・健康等(2021年7月8日)
同コーヒーカプセルは、植物由来セルロースと植物油脂を使用。家庭用コンポスト容器で堆肥化でき、オレンジの皮とほぼ同時間で分解される。オーストラレーシアン・バイオプラスチック協会の認証も取得した。
同社は、新型コロナウイルス・パンデミックにより自宅でコーヒーを飲む習慣が大きく変化し、過去2年間で売上が30%増加したことに着目。持続可能な包装・容器イノベーションを進めた。コーヒー豆の調達でも、各サプライヤーはレインフォレスト・アライアンス認証を取得している。
【参照ページ】Coles to become first major Aussie retailer to launch own brand coffee pods compostable at home
【画像】Coles
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