タイヤ世界大手仏ミシュランと仏自動車部品製造フォルシアの水素燃料電池製造合弁会社シンビオは6月7日、独軸受製造シェフラーと協働し、燃料電池バイポーラプレート製造の合弁会社を設立することで合意したと発表した。出資比率は50%ずつ。欧州の水素自動車バリューチェーンの強化に向け、独仏のパートナーシップを構築する。
新会社は、プロトン交換膜燃料電池(PEMFC)における次世代バイポーラ隔離プレート(BPP)「イノプレート」の製造を2024年初頭に生産開始予定。フランス・アグノーに生産拠点を置き、2030年までに従業員120人以上の雇用を創出する見込み。
操業開始時のイノプレート生産能力は、年間400万枚を想定し、2030年までに年間5,000枚まで拡大。イノプレートは、シンビオ及びシェフラーに対し、独占契約で提供される。シンビオは、新会社のイノプレートを活用し、大手自動車OEMからの燃料電池システム需要に応える。
【参照ページ】Symbio and Schaeffler – New european joint-venture for a clean mobility
【参照ページ】Symbio and Schaeffler join forces to create Innoplate, a new joint venture to produce fuel cell bipolar plates
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