英エネルギー大手ナショナル・グリッドは9月20日、ニューヨーク州南東部ロングアイランド全域で、再生可能エネルギーのみで電力供給を賄うエネルギーモデル「ノースイースト・クリーンエネルギー・ビジョン」を発表した。同社はニューヨーク州での電力供給を担う主要事業者の一つで、早くも再生可能エネルギーのみの事業展望を示した形。
今回のビジョンでは、電源は洋上風力発電と太陽光発電の2つを柱に据えた。また、水素と蓄電池の双方を活用してエネルギー貯蔵を行い、電力及び燃料の安定供給を実現させる。さらに送配電網も増強する。
同社は2050年までにガスと電力の双方で脱化石燃料を標榜しており、今回のビジョンもその一環。すでに、NextEra Energy Resourcesとの間で、太陽光発電と蓄電施設のプロジェクトを運営。さらに、RWEリニューアブルとも合弁でCommunity Offshore Windを設立し、洋上風力発電3GWの開発も行っている。
【参照ページ】National Grid Unveils Northeast Clean Energy Vision During Climate Week NYC
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