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【中国】小鵬汽車、新型SUVモデルEV「G9」発表。5分充電200kmの航続距離。音声アシストフル対応

 中国EV大手の小鵬汽車(Xiaopeng)は9月21日、超高速充電オールインテリジェントSUV「G9」を正式発表した。5分の充電で200kmの航続距離距離を実現。驚異的なスペックを誇る。

 G9シリーズは、「570 G」「570 E」「702 E」「650 E パフォーマンス・モデル」「650 X パフォーマンス・モデル」「650 X ローンチ記念モデル」の全6モデル。モデル名の数字は、中国独自の走行サイクル「CLTCモード」での航続距離を表している。価格は、309,900人民元(約630万円)から469,900人民元(約950万円)。2022年10月末から納車を開始する。

 G9は、量産型の800V高電圧SiCプラットフォームを中国で初めて搭載し、4C仕様のピークパワーは430kW。超高速充電スタンド「小鵬S4」との組み合わせることで、5分の充電で200kmの航続距離を実現。10%から80%までの最速充電時間はわずか15分。標準3C仕様では10%から80%までの最速充電時間は20分で、業界トップクラスを誇る。

 また、超高速充電環境も向上するため、小鵬S4を8月に初めて広州市で設置。同日には、広州市だけでなく、北京市、上海市、深圳市、武漢市でも合計6ヶ所にEV充電ステーションを整備した。目標は、2022年に中国各地の中核都市で50ヶ所以上、2023年は500ヶ所以上、2025年までに2,000ヶ所以上とした。

 インテリジェントカーとしても、MIMO空間多重化技術を車載音声アシストシステムに業界初搭載。さらにネットワークが弱い場合やない場合でも600以上の車両機能を音声制御できる機能も搭載した。G9の音声応答速度はミリ秒レベルにまで高めたという。将来の完全自動運転を見据え、3Dヒューマン・マシン・インタラクション・システムも組入れ、高性能3Dマップをリアルタイムで描画・制御できるようにもした。音響機能としても18基のスピーカーを搭載し、コンサートホール級を実現したと標榜した、

 EV充電の利便性では、高徳(Gaode)と協働し、EV充電ルート計画とEV充電ステーションのレコメンデーション機能を業界初搭載。スマートフォンの地図と連動し、車両のバッテリー残量をリアルタイムに把握した上で充電ルートを計画できるようにした。

【参照ページ】售价30.99-46.99万,超快充全智能SUV小鹏G9正式上市
【画像】小鵬汽車

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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