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【国際】CBI、農業・畜産セクター向けグリーンボンド基準改訂へ。2023年内に原案発表予定

 国際グリーンボンド基準策定NGO気候債券イニシアチブ(CBI)は12月22日、グリーンボンド基準「気候債券基準(CBS)」で農業・畜産セクター向けの基準改訂作業を開始したと発表した。2023年中に改訂案を発表する予定。

 策定する農業と畜産業の基準は、気候変動緩和、気候変動適応とレジリエンス、土地利用変化(LUC)、生物多様性、水利用と水質、食品ロスと食品廃棄物棄、サーキュラーエコノミー、ジャストトランジション(公正な移行)等の観点が考慮される予定。特に、農業だけでなく、食料バリューチェーン全体を考慮したものになるという。

【参考】【国際】CBI、農業セクターのグリーンボンド適格性基準の初版発行。畜産はスコープ外(2020年8月21日)
【参考】【国際】気候債券イニシアチブ、畜産でのグリーンボンド基準リリース。飼料生産の観点も(2021年6月19日)

 改定作業は、CBSの策定プロセスに則り、テクニカル・ワーキンググループ(TWG)で行う。メンバーは、国連食糧農業機関(FAO)、国際農業研究協議グループ(CGIAR)、インド農業研究所、ザ・ネイチャー・コンサーバンシー(TNC)、Profundo、ヨーロッパ環境政策研究所(IEEP)等。また、TWGの活動に助言する産業ワーキング・グループ(IWG)には、ラボバンク、クレディ・スイス、ニュージーランド銀行、ノルデア銀行、カーボントラスト、サステイナリティクス、ISS ESG、EY等が参加している。

【参照ページ】Climate Bonds commences work on Agri-Food transitions Criteria Development – Crop and livestock production

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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