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【国際】UNEP FI、プラスチックに関する金融リーダーシップグループ発足。国際条約制定を支援

 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は1月17日、プラスチック汚染問題撲滅での各国政府の合意形成支援と世界の金融セクターの役割を実践するための新たなイニシアチブ「プラスチックに関する金融リーダーシップグループ」を発足した。INGが発足を主導し、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の場で、発足を発表した。

 今回のイニシアチブは、2022年3月の国連環境総会(UNEA)で、プラスチック汚染をなくすための法的拘束力のある国際条約案を2024年までに完成させるという歴史的合意を踏まえたもの。金融機関として活動をバックアップする。

【参考】【国際】国連環境総会、14の決議を採択。プラスチック汚染撲滅に向けて国際条約制定へ(2022年3月11日)

 具体的には、銀行、保険会社、投資家からの要請を、国連環境総会で組成されたプラスチック国際条約策定の政府間交渉委員会(INC)に提出する。また、意識啓発、能力開発、目標設定の支援を通じて、金融セクターとしてのエンゲージメント体制を構築する。

 同イニシアチブは、UNFP FIが事務局を務め、Minderoo Foundationが資金面で支援。すでに、INGの他、アリアンツ、ドイツProCredit Group、韓国のウリ金融グループ等が加盟。今後、銀行や保険会社約10社にまで加盟を増やし、国連責任投資原則(PRI)とも連携しながら、活動を始める。さらに、世界経済フォーラムのグローバル・プラスチック・アクション・パートナーシップ(GPAP)や、エレン・マッカーサー財団と世界自然保護基金(WWF)が組成した「国際プラスチック条約のためのビジネス連合(Business Coalition for A Global Plastics Treaty)」とも協働していく。

【参照ページ】New finance leadership group supporting development of international agreement to end plastic pollution
【参照ページ】Business Coalition for A Global Plastics Treaty

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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