マレーシア国有石油大手ペトロナスとマレーシア森林基金(MFF)は5月31日、マレーシアにおける高品質の自然を軸としたソリューション(NbS)プロジェクトの研究開発に関する覚書(MOU)を締結した。
ペトロナスは2022年11月、同社が2020年11月に発表した2050年までのカーボンニュートラル・ロードマップ「NZCE 2050」に関し、短期と中期の戦略目標を発表。また、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、2019年の報告で2℃上昇シナリオの達成に必要な二酸化炭素排出量の37%をNbSで達成できると認定している。今回の取組を通じて、同国の自然や生態系の回復の促進を目指す。
マレーシア森林基金は、天然資源・環境・気候変動省が、REDD+プログラム開発のために設立。今回ペトロナスが参画したことで、民間資本の大きな動員が期待される。
【参考】【マレーシア】ペトロナス、カーボンニュートラルで短中期の目標を発表。スコープ1と2(2022年11月3日)
【参照ページ】PETRONAS Partners with Malaysia Forest Fund to Explore High-Quality Nature-Based Solutions Projects
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