仏エネルギー大手トタルエナジーズ、マレーシア国営石油・ガス大手ペトロナス、三井物産の3社は6月26日、マレーシアでの炭素回収・貯蔵(CCS)開発の協働で合意したと発表した。
3社は今後、深部塩水層や枯渇した海底油田等、マレー海盆で複数の貯留候補地の評価を行う予定。アジア地域からマレーシアへ二酸化炭素を輸送するための最適な技術手段を特定し、同国での炭素回収・貯蔵(CCS)商業化のためのスキーム開発を行う。
トタルエナジーズは現在、欧州を中心に、2030年までに年間1,000万tのCCSを目指しており、今回事業領域を東南アジアに伸ばした形。今回の3社協働は、最終的にはCCSサービスとして外販することを目指す。
【参照ページ】TotalEnergies partners with Petronas and Mitsui on a Carbon Storage hub in Malaysia
【参照ページ】PETRONAS, TotalEnergies & Mitsui Ink Development Agreement for CCS Project
【画像】PETRONAS
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら