スペイン電力大手イベルドローラのスペイン法人イベルドローラ・エスパーニャは1月11日、スペイン水産加工・養殖業界団体ANFACO-CECOPESCAとの間で、業界団体加盟企業のカーボンニュートラル化支援で協働すると発表した。
ANFACO-CECOPESCAには現在、水産加工品・養殖業255社が加盟する業界団体。魚介類の加工・保存セクターは、スペインでは年間売上116億ユーロ(約1.9兆円)を誇り、24,000人以上の雇用を抱えている。
同団体は2022年7月、官民連携でのカーボンニュートラル促進イニシアチブ「ガリシア気候同盟」や、生物多様性保全イニシアチブ「スペイン・ビジネスと生物多様性イニシアチブ(IEEB)」に加盟。国連グローバル・コンパクト(UNGC)への加盟も表明している。
両者は今回、希望する加盟企業を対象に、イベルドローラのグリーン雇用促進プラットフォーム「Global Green Employment(GGE)」を提供。電化、グリーン熱、水素活用、電気自動車(EV)、太陽光発電の利用可能性、再生可能エネルギー供給、スマート化等に関する情報や、世界中の求人情報にアクセスできるようにする。
またイベルドローラは、再生可能エネルギー供給を通じ、加盟企業の電力契約の最適化と、経済条件の改善に向けた研究も進める。
【参照ページ】Iberdrola España and ANFACO-CECOPESCA sign an agreement that will facilitate the decarbonisation and sustainability of the entire industrial fishing chain
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