
国際NGOの持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)は2月14日、米国サステナビリティ連合(USCS)との間で、中小企業に対するサステナビリティに関するナレッジ共有の加速で新たな戦略的パートナーシップを締結したと発表した。
USCSは、国連持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、2020年に国連と協働で設立されたNGO。本部は米ニューヨーク市。AIを活用し、グローバル・サプライチェーンをアップデートすることを目的としている。現在、サステナビリティに関するナレッジにアクセス可能なデジタルプラットフォーム「SustainChain」を2021年から運営しており、中小企業約2,000社が加盟している。
今回の発表は、SustainChain上に新たなデジタルプラットフォームを設置し、WBCSD及びWBCSD加盟企業が、SustainChain加盟の中小企業に対し、新たな持続可能なビジネスソリューションとナレッジをリアルタイムで共有し、中小企業の学習カーブを加速させるようにするというもの。ガイドライン、ツール、ケーススタディ等を提供していく。
SustainChainは、技術パートナーのIV.AIとQlikがサポートしており、AIを用いて断片化されているナレッジを集約化。また他の運営パートナーとして、XPRIZE、ニューヨーク州立大学(SUNY)、グリーン・アメリカ、ニューヨーク科学アカデミーが運営する国際科学リザーブ、国際平和都市、研究・イノベーション・エクセレンス・アライアンス(AE4RIA)、サファリコム、イースト・アフリカン・ブリュワリーズ(EABL)等も参画している。
【参照ページ】WBCSD and US Coalition on Sustainability partner to accelerate the dissemination of actionable insights to SMEs across global supply chains
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