
経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は6月11日、グリーンイノベーション基金「洋上風力発電の低コスト化」プロジェクトで、浮体式洋上風力発電実証事業を実施する事業者を決定した。
同プロジェクトでは、2022年から要素技術開発をフェーズ1として始動。次世代風車や浮体式基礎製造・施工技術等の4つの分野を対象にプロジェクトを実施している。今回はフェーズ2として発電実証を行う。
フェーズ2の区域選定では、「北海道石狩市浜益沖」「北海道岩宇・南後志地区沖」「秋田県南部沖」「愛知県田原市・豊橋市沖」が候補として選ばれており、今回「秋田県南部沖」「愛知県田原市・豊橋市沖」に最終決定した。
【参考】【日本】経産省と国交省、洋上風力促進区域に2区域指定。セントラル方式での浮体式案件も浮上(2023年10月5日)
秋田県南部沖の事業者コンソーシアムは、幹事会社が丸紅洋上風力開発で、他に、東北電力、秋田県南部沖浮体式洋上風力、ジャパンマリンユナイテッド、東亜建設工業、東京製綱繊維ロープ、関電プラント、JFEエンジニアリング、中日本航空で構成。設備容量15MW超を2基建設する。浮体形式はセミサブ浮体。
愛知県田原市・豊橋市沖の事業者コンソーシアムは、幹事企業がシーテックで、他に、日立造船、鹿島建設、北拓、商船三井で構成。設備容量15MW超を1基建設する。浮体形式はセミサブ浮体。
【参照ページ】グリーンイノベーション基金「浮体式洋上風力発電実証事業」の実施海域及び事業者を決定しました
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