
国連責任投資原則(PRI)は9月14日、署名機関に対し、プライベートデットとダイレクトレンディングのアセットクラスを対象としたESGインテグレーション・ガイドを発行した。実践レベルを引き上げるよう促した。
「プライベートデット」とは、銀行以外による企業ローンを指す。そのうち融資先が中堅・中小企業の場合には「ダイレクトレンディング」と呼ばれる。プライベートデットの運用資産残価は、2008年以降約5倍に増加。現在約14兆米ドル(約2,100兆円)となっている。2027年までの年成長率は11%と予想されている。
同ガイドでは、中堅・中小企業を対象とするダイレクトレンディングが、特にESGデータの収集の課題を抱えているとしてき。一方、大企業のサプライチェーンでは、サプライヤーデューデリジェンスとして中堅・中小企業にも情報開示の波が押し寄せており、それをサポートする役割がダイレクトレンディングを実施している機関投資家側にも期待されるとした。
プライベートデットでのESGインテグレーションの実践方法では、タームシートにESG条項の挿入、KPIとインセンティブ付与の手法の策定、ポートフォリオ全体の気候変動対応方針の策定、データ収集と融資先モニタリングの標準化に対する積極的支援等を挙げた。
【参照ページ】New PRI report outlines progress on responsible investment practices in private debt and direct lending
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