Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
【2026年2月末まで】有料記事体験キャンペーンを実施中!詳細はこちら。

【国際】地政学的な分断、最大880兆円の損失。新興国が最も被害。世界経済フォーラム

 世界経済フォーラム(WEF)は1月23日、地政学的な分断による経済への影響を分析した報告書を発表した。最大で世界GDPの5%にあたる5.7兆米ドル(約880兆円)の損失が発生する可能性がある分析とした。

 同報告書は、地政学的な分断の進行による経済への影響を分析したもの。WEFとオリバー・ワイマンが共同で作成した。貿易や国境を越えた資本移動の減少、経済効率の低下により、世界経済に6,000億米ドル(約90兆円)から5.7兆米ドル(約880兆円)の損失が生じる可能性があるとした。

 具体的には、通商関係のモデル化を実施し、中国とロシアを中心とした東側諸国と、米国とその同盟国を中心とした西側諸国の間における分断化の程度を4つのシナリオで検証。最も極端な分断シナリオでは、分断化の程度が低いシナリオと比較して、GDP成長率が10分の1に減少し、インフレ率が9倍高くなるとした。これは2008年の金融危機や新型コロナウイルス・パンデミック時の影響の約2倍の大きさとなる。 (出所)WEF

 また、東側、西側のいずれにも属さない非同盟国は、貿易パートナーが大幅に制限されるため、GDP成長率は世界平均の約2倍の10.5%減少となる。インド、ブラジル、トルコ、ラテンアメリカ、アフリカ、東南アジア等の新興国が該当し、分断化の影響を最も受ける地域となる。

 同報告書では、政府に対して世界経済における協力、持続可能な開発とレジリエンスを促進する経済的政策の採用を訴えた。法の支配や財産所有権の尊重、システムの相互運用性等の世界金融システムの分断を防ぐための8つの原則を提唱。同時に、効果的な経済制裁の設計、意図しないコスト削減と民間部門の負担軽減、新興国市場への影響の考慮等、責任ある経済政策を実行するための8つのルールについても概説した。

【参照ページ】Economic Costs of Fragmentation Could Eclipse Those of 2008 Financial Crisis or COVID-19 Pandemic

今なら無料会員にご登録いただくだけで、
有料記事の「閲覧チケット」を毎月1枚プレゼント。
登録後、すぐにご希望の有料記事の閲覧が可能です。

※ 閲覧チケットは翌月への繰り越しはできません。

無料登録してチケットを受け取る

有料記事体験キャンペーンの詳細はこちら

または

有料会員プランで
企業内の情報収集を効率化

  • 2000本近い最新有料記事が読み放題
  • 有料会員継続率98%の高い満足度
  • 有料会員の役職者比率46%
有料会員プランに登録する
author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。