
化学世界大手米ダウは3月10日、プラスチックのサーキュラーエコノミーの実現に向け、複数の企業とともに、オランダのケミカルリサイクルのスタートアップのXycleに投資したと発表した。2027年から廃プラスチックを再生したプラスチック原料を年間2.1万t生産する。
今回の発表は、プラスチックのサーキュラーエコノミーの実現に向けたダウの戦略の1つ。同社は2030年までに廃棄物から年間300万tのサーキュラーエコノミー型、再生可能なソリューションの提供と、2035年までにすべての包装向け製品が再利用またはリサイクル可能となることを目指している。
オランダのケミカルリサイクルのスタートアップであるXycleは、2008年創業。インドやオランダを含む欧州で実証実験を繰り返し、今回、初の量産プラント建設に至った。独自の低温熱分解技術を利用して、廃プラスチックを効率的に熱分解油にケミカルリサイクルし、バージン素材に劣らない高品質のプラスチック原料を製造できる技術を持つ。
今回の発表では、ダウ、NG、Invest-NL、Vopakが株式を保有し、Polestar Capitaがシニア債に投資。ダウはオフテイカーとしてリサイクルした原料を購入し、食品包装、医療、自動車部品等の高価値用途の製品のクラッカー原料として利用していく予定。
【参照ページ】Dow boosts access to circular feedstocks with strategic investment in Rotterdam-based advanced recycler Xycle
【参照ページ】Dow, ING, Invest-NL, Polestar Capital and Vopak fund first plant of Rotterdam-based chemical recycling company Xycle
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