
化学世界大手独BASFの日本子会社BASFジャパンは2月19日、日本農業ベンチャーNEWGREENと、日本の水稲栽培での温室効果ガス排出量削減に向けた戦略的提携及び共同出資で合意したと発表した。2026年までに同プロジェクト「NEWGREEN RICE Project」のパイロット運用を開始する。
同プロジェクトでは、水稲農家の水使用量とメタン発生を削減する。具体的には、節水型乾田直播栽培を採用。従来の栽培方法と比較して、メタン排出量を最大77%削減できる。日本初のアクションとして、国際的な第三者認証機関が認定したプロトロルに従い、メタン削減量の測定、モニタリング、レポートを実施。カーボンクレジットの創出も視野に入れ、農家に経済的な利益を還元することも目指す。
今後、プロジェクト初期フェーズで水稲栽培におけるカーボンクレジットの認証の実現性を評価。BASFのアグリテック子会社BASFデジタルファーミングが開発したAI活用の栽培管理支援システム「ザルビオ」を活用し、2026年までにパイロットプログラムを開始する。
【参考】【日本】JA全農、BASFのAI活用栽培管理システム「ザルビオ」を日本市場で提供。スマートアグリでドイツ製採用(2021年3月21日)
また、同プロジェクト以外にも、NEWGREENが開発した水田の雑草を抑制する自走式ロボット「アイガモロボ」等を活用した農業における温室効果ガス排出量削減も検討していく。
【参照ページ】BASFとNEWGREEN、水稲栽培でのカーボンファーミングプログラム実現のための共同プロジェクト、「NEWGREEN RICE Project」における戦略的提携と共同投資に合意
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