
資源世界大手豪BHPは4月16日、スペイン電力アクシオナ傘下のアクシオナ・エネルギアと協働し、オーストラリアのニューサウスウェールズ州のマウント・アーサー炭鉱で、揚水式水力発電プロジェクトの開発可能性を検討すると発表した。公正な移行(ジャスト・トランジション)の一環。
BHPは2022年、2030年を目途に、経済的耐用年数を迎えるマウント・アーサー炭鉱を閉山すると発表。今回の発表は、閉山に伴う負の影響を考慮し、公正な移行を実現するための具体的プランとなる。
協働するアクシオナ・エネルギアは、再生可能エネルギーやインフラ開発の知見を活用し、今後12ヶ月間、マウント・アーサー炭鉱の一部を揚水式水力発電に転換する実現可能性を評価していく。
BHPの分析によると、揚水式水力発電プロジェクトの地域社会へのインパクトでは、建設段階で同州アッパーハンター地域に約1,000人の雇用を創出。同州マッスルブルック地区での産業振興につながる他、同州全域で最大50万世帯に日次で電力を供給できる可能性がある。
さらに同社は、3,000万豪ドル(約28億円)規模の基金を設立し、アッパーハンター地域が2030年以降の地域振興につながる準備を進める支援をすることも表明。雇用創出、産業の多角化、経済的エンパワーメントを優先的に支援していく。
同社は、今回の中長期計画を踏まえ、ニューサウスウェールズ州政府から、マウント・アーサー炭鉱における採掘活動を2026年7月から2030年6月にまで4年間延長する承認も得た。
【参照ページ】Pumped hydro project study announced at Mt Arthur Coal, as it transitions to closure in 2030
【画像】BHP
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