
味の素は5月27日、新たに食事用の栄養プロファイリングシステム「ANPS-Meal」を日本で初めて開発したと発表した。一連の研究成果が学術誌「Frontiers in Nutrition」に掲載された。
同社は、2030年に向けた戦略の柱として「妥協なき栄養」を掲げており、おいしい減塩、たんぱく質の摂取推進、減糖・減脂・野菜摂取推進等のアクションを進めている。栄養プロファイリングシステムのその一環。
すでに、2020年に食品製品用の栄養プロファイリングシステム「ANPS-Product」、2021年に料理用の栄養プロファイリングシステム「ANPS-Dish」を策定し、社内の食品栄養価の評価指標として導入を開始。一方、日本では複数の料理を組み合わせて食事をすることが一般的であり、食事単位の栄養を評価できる食事用NPSが望まれていた。
今回開発したANPS-Mealは、料理用の「ANPS-Dish」と同様に、日本人の食文化と健康課題に着目した4つの評価項目(たんぱく質、野菜量、飽和脂肪酸、食塩)を設定し、食事の栄養価を簡単にわかりやすく評価できる実用性の高い設計となっている。これにより、食事の栄養面における課題の把握や、それに基づく栄養価値向上のための献立作成の検討が可能になるという。
同社は今後、ANPS-Mealを、商品開発に活用するだけでなく、食事の栄養バランスは一定の期間内にツジツマをあわせればよいという考え方を推奨する企業横断プロジェクト「ツジツマシアワセ」や、AIが利用者の嗜好性を取り込み献立を作成する同社の献立提案サービス「未来献立」にも活用していく計画。
【参照ページ】味の素グループ、日本初の食事用栄養プロファイリングシステムを開発
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