
英化学大手イネオスは7月17日、英キングストン・アポン・ハルにあるアセチル工場で、燃料を従来の天然ガスから水素に変換し、温室効果ガス排出量を75%削減すると発表した。
同社は、2050年カーボンニュートラル目標を設定。2024年には2019年比でGHG排出量スコープ1と2の排出量を23%、エネルギー消費量を16%削減済み。キングストン・アポン・ハルの工場では、欧州で唯一、酢酸、酢酸無水物、酢酸エチルのアセチル製品を量産しており、医薬品や清潔な水等の製造に不可欠な基礎化学品として使われている。
今回の発表では、既存の製造プロセスから副産物として発生する副生水素を有効活用し、燃料に転換。投資額は3,000万ポンド(約60億円)。同様のプロジェクトをスコットランドのグランジマウスやドイツのケルン等の他拠点でも展開しており、今後も積極的なカーボンニュートラル化を進めていく。
【参照ページ】INEOS Invests £30 Million to Slash Emissions at Hull Site by 75%
【参照ページ】Environment
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