
森林保護推進の国際NGO森林管理協議会(FSC)理事会は7月18日、2021年に開始した小規模林業者向けアジア太平洋地域森林管理基準(AP RFSS)のパイロットテスト・フェーズを終了し、正式に森林管理基準(FSS)として承認した。これにより、アジア太平洋地域の小規模林業者向けの新たなFSC認証が誕生した。
東南アジアでは、小規模の林業者が多く、森林管理単位の平均面積は3haから5ha程度。そこで、AP RFSSは、2018年から2020年にアジア各国の関係者と協議し、小規模林業者向けの簡素化された地域基準として開発。パイロットテスト・フェーズでは、インド、インドネシア、タイ、ベトナムの4カ国を対象に、20ha未満の森林管理単位の管理者に適用されてきた。AP RFSS基準の認証機関は、すでに6社あり、認証済みもしくは認証予定の林業者が68件にまで増えてきている。特にAP RFSS監査の件数は毎年倍増している。
AP RFSSは、パイロットテスト・フェーズでは木材用途のみが対象だったが、今回正式にFSC認証基準として採用されたことを受け、まもなく、自然林における非木材林産物(NTFPs)と、生態系サービスにも適用できるようになる。
【参照ページ】Asia-Pacific Regional Forest Stewardship Standard for Smallholders Now an Approved Standard
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