
スイス建築材料製造ホルシムは8月5日、EV充電ソリューションGreenWayと戦略的パートナーシップを結び、欧州最大級の大型建機の電動化(eHDV)プロジェクトを開始したことを公表した。
同プロジェクトは、GreenWayと共同で2025年から開始。鉱山、粉砕工場、セメント工場、重工業港等で稼働する電動建機専用の充電インフラの開発が進められている。すでに、ホルシムのポーランドの4拠点でインフラが導入されており、さらに3拠点でインフラの設計が進行中。
導入されたインフラの総容量は1.3MWで、最終的に3MWまで拡張予定。各充電ポイントでは最大400kWの充電容量を提供し、ホイールローダー、油圧ショベル、ダンプトラック等の最大100tの重機に対応する。
GreenWayは、技術監査とコンセプト開発、設計文書の準備、電力接続と変電所の建設、充電ステーションの納入・設置・試運転、稼働後の運用管理まで、充電ソリューション全般を担当。導入するインフラ設計はすべて重工業向けにカスタマイズされており、従業員とインフラ自体の安全性に配慮。充電ステーションには防塵コンテナ内に設置され、電源システムには液体冷却を装備している。
同社は、2050年カーボンニュートラル達成目標について、科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)から承認を受けている。温室効果ガス排出量スコープ1と2では、セメント建材1t当たりの原単位排出量を2018年比25%削減する。スコープ1単体では同22.4%削減、スコープ2単体では同65%削減。またスコープ3では、調達したクリンカー及びセメント1t当たりの原単位排出量を2020年比25.1%削減する。
【参考】【国際】ホルシム、2030年CO2削減目標引上げ。SBTiセメント業界新基準での承認第1号(2022年11月11日)
【参照ページ】Holcim selects GreenWay as Strategic Partner in Electrifying Heavy Duty Mining Equipment
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