
韓国電気電子大手LGエレクトロニクスは8月19日、エアコン筐体に低炭素素材を採用したと発表した。エアコン製造からの温室効果ガス排出量とプラスチック使用量を大幅に削減する。
今回採用した筐体素材は、金型内に窒素ガスを注入して材料内に気泡を生成する発泡射出成形プロセスを採用。従来のプラスチック製造方法と比べ、エアコン1台当たりのプラスチック使用量を約900g削減。さらに、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)の代わりに、温室効果ガス排出量が少ないポリプロピレン(PP)を採用した。これにより、年間での温室効果ガス排出量を4,400t、プラスチック使用量を270t削減できる見込み。
同社はすでに6月から、業務用4方向エアコンで同素材の採用を開始。今後、他の家庭用や業務用のモデルにも段階的に拡大する計画。削減量の算定については、認証機関TÜV Rheinlandからの第三者保証を得ている。
同社は、長期環境戦略「Better Life for All」を掲げており、気候変動では、2030年までにスコープ1と2でカーボンニュートラル、2050年までに再生可能エネルギー100%を目標として設定。スコープ3では製品使用単位での原単位目標を掲げている。短期目標は科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)から承認済み。また廃棄物では、2030年までに埋立廃棄物ゼロ、廃棄物のリサイクル率95%を掲げたが、リサイクル率はすでに97.4%を達成している。
【参照ページ】LG Adopts Eco-Conscious Manufacturing Innovations for 4-Way System Air Conditioner
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