
伊藤忠商事、いすゞ自動車、ファミリーマートの3社は9月18日、バッテリー交換式EVトラックを使用した配送実証を11月から横浜市内で開始すると発表した。国内で初めて、電気自動車(EV)バッテリーを車両の左右両側から同時交換できる仕組みを導入する。
今回の実証では、車両の左右両側からの同時交換に対応したバッテリー交換式EVトラック「エルフEV」3台をファミリーマート約80店舗への商品配送に活用。実証用車両は、バッテリー交換ステーションとの通信機能を搭載し、車両がステーションに入庫すると自動で満充電のバッテリーへの交換が行われる。
コンビニエンスストアへの配送では、24時間営業に対応した高い稼働率が求められるため、配送用トラックの充電に伴うダウンタイムが大きな課題だった。今回のバッテリー交換式車両の採用で、従来のディーゼル車の燃料給油と同等の時間でバッテリー交換が完了できるため、ダウンタイムの大幅削減が期待できる。
今回の実証では、いすゞ自動車がバッテリー交換ステーションと車両の開発・設置・管理を実施。ファミリーマートが実証事業のフィールドデータ提供を行い、横浜市が実証用地に関する調整、関係法令等に関する調整を行う。実証プロジェクト管理・事業性・脱炭素効果検証は、いすゞ自動車と伊藤忠商事が担う。
3社は2019年1月、固定式EVトラック2台と急速充電器を用いた配送実証を開始。さらに2021年9月から2025年3月にかけては、環境省委託事業としてバッテリー交換式小型EVトラックを用いたファミリーマート店舗向け配送実証を行ってきた。また、いすゞ自動車と伊藤忠商事は2023年3月、いすゞ自動車によるカーボンニュートラル実現に向けたソリューションサービス「EVision」の提供で協働も進めてきた。
【参考】【日本】いすゞ、EV車両充電計画と施設電力計画の一体運用でアイ・グリッドや伊藤園と連携(2024年10月4日)
【参考】【日本】いすゞ自動車、カーボンニュートラル移行支援ソリューション展開。伊藤忠等、協働(2023年3月15日)
【参考】【日本】伊藤忠、EVトラック実証でいすゞ等4社と協働。SAF供給でJAL、ネステと合意(2022年12月17日)
【参照ページ】いすゞとファミリーマートと伊藤忠、バッテリー交換式EVトラックを使用した配送実証を横浜市で開始
【参照ページ」いすゞ自動車
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