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【国際】FAO食料価格指数、2022年以来の水準で高止まり。気象、地政学、法規制等の影響

 国連食糧農業機関(FAO)は8月7日、世界の食料価格指数「FAO食料価格指数」の7月統計を発表した。前月比で0.7%上昇し131.1となり、食料価格が高止まりしている状況となった。

 FAO食料価格指数は、2025年8月頃から低下し始めたが、2026年以降は上昇。新型コロナウイルス・パンデミック禍だった2022年以来の高水準となっている。穀物、砂糖、植物油の価格指数の上昇は、肉類および乳製品の価格指数の下落によって一部相殺された。前年同月比では、同指数は1.3ポイント(1.0%)上昇した。

 FAO穀物価格指数は7月に平均113.8ポイントとなり、6月から3.4%上昇。2025年7月の水準を6.9%上回った。黒海からの輸出の流れが引き続き阻害され、輸出インフラが損なわれていることへの懸念が高まる中、さらにいくつかの主要生産国における最近の熱波が作柄に与えた影響も相まって、世界の小麦価格は5.8%急騰。前年同月比で9.9%高となった。トウモロコシ価格も、米国コーンベルトの一部地域における高温乾燥の天候への懸念や、地政学的緊張の高まりに伴うエネルギー市場の堅調さからの波及効果に支えられ、6月から3.6%上昇した。ソルガム価格も、米国のトウモロコシ価格の上昇に伴い小幅に上昇した。対照的に、大麦価格は、オーストラリアと黒海地域における良好な作柄見通しが、EUにおける熱波による収量減少を十分に相殺したため、1.9%下落した。コメは概ね横ばいで、インディカ種の相場が小幅に上昇したものの、その他の主要な取引コメ品種全てで需要主導による価格下落が見られた。

 FAO植物油価格指数は7月に平均195.7ポイントを記録し、…

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