
欧州委員会は3月14日、ブルガリア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、ポルトガルのEU加盟5カ国の中小農家のカーボンニュートラル化で合計5,000万ユーロ(約80億円)を融資すると発表した。
今回の施策は、リトアニアのフィンテックHeavyFinanceが実行するもの。同社は、欧州の中小農家をテーラーメイドの融資で支援する民間クレジットファンドで、5,000万ユーロを調達。そのうち2,000万ユーロは、EUの欧州投資基金(EIF)から拠出された。
同ファンドは、中小農家に中期的な負債性資本を提供する。対象分野は土壌炭素隔離、不耕起栽培、化学肥料削減、農業機械での環境フットプリント低減等。同ファンドは、欧州投資基金の気候変動対策と環境持続可能性のガイドラインに沿って、1,000ユーロの投資につき年間0.376tの二酸化炭素除去を目標としている。
HeavyFinanceは2020年に設立され、10,000以上の土壌サンプルを採取し、農地における炭素貯留量の測定を支援している。同社はすでに1,700件以上で、5,000万ユーロ以上の農業融資を実行している。
【参照ページ】Agricultural SMEs to get €50 million to support decarbonisation as Lithuanian fintech HeavyFinance teams up with EIF and InvestEU
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