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【EU】EU理事会と欧州議会、CBAM簡素化規則案で政治的合意。9月までに制定へ

 EU上院の役割を担うEU加盟国閣僚級のEU理事会とEU下院の役割を担う欧州議会は6月18日、「オムニバス法案」の一環として、炭素国境調整メカニズム(CBAM)の簡素化規則案で政治的合意に達した。今後、双方での立法手続に入る。9月までに制定される予定。

 欧州委員会は2月、CBAMが適用される事業者について、輸入事業者1社当たり年間50t超とするデミニマス基準を設定し、50t以下の事業者にはCBAM適用を除外する案を提示。今回、EU理事会と欧州議会は、原案に同意した。現行規則の「無視できる価値の貨物」に対する免除規定に代わって導入される。

【参考】【EU】欧州委、オムニバス法案概要発表。CSRD、CSDDD、タクソノミー等で中堅中小企業負担軽減(2025年2月27日)

 50tの閾値が設定されると、輸入事業者約182,000社(主に中小企業と個人)が制度対象から除外される。これにより義務対象の90%の事業者に報告を免除しつつ、CBAM対象セクター(鉄鋼、アルミニウム、セメント、肥料)からの輸入品の温室効果ガス排出量99%以上を捕捉できる。

 また、閾値を超えるCBAM対象商品を輸入する全ての輸入業者に対する簡素化措置でも合意した。承認手続、データ収集プロセス、埋込み(エンベッデド)排出量の計算、排出量検証ルール、EUへの輸入年度における承認されたCBAM申告者(対象品目の輸入当事者)の財務責任の計算、承認されたCBAM申告者が第三国で支払った炭素価格の請求に関する事項等が簡素化される。

【参照ページ】Commission welcomes political agreement to simplify and strengthen the carbon border adjustment mechanism 【参照ページ】Carbon border adjustment mechanism (CBAM): Council and Parliament strike a deal on its simplification 【参照ページ】CBAM: Deal with Council to simplify EU carbon leakage instrument

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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