
国際サーキュラーエコノミー推進NGOのCircle Economyとコンサルティング世界大手英KPMGは6月30日、2018年から2023年までのサーキュラーエコノミー関連分野の投融資額を分析した報告書「Circularity Gap Report Finance」を発表した。世界銀行グループの国際金融公社(IFC)が資金協力した。
サーキュラーエコノミー関連事業に対する投融資額は、2018年から2023年の6年間に累計で約1,640億米ドル(約24兆円)を突破。2021年から2023年までの投資額は、2018年から2020年と比較すると87%増加。投資額は2018年の100億米ドルから2023年には280億米ドルに伸長した。過去最高は2021年の420億米ドル。
一方、投資の大部分は、依然として自動車修理、電気製品の再販、リサイクル等の従来型ソリューションに投資されており、設計・生産でインパクトの大きいイノベーションへの投資額は全投資額の4.7%にとどまっている。
同報告書は、サーキュラーエコノミー型のビジネスモデルが、追加収益を生み出し、新市場を開拓し、より少ない資源からより大きな価値を提供すると強調。また、サプライチェーンの混乱や材料不足からの資源リスクは、貿易戦争や地政学的不安定を考慮した場合、今まで以上に大きくなるとし、サーキュラーエコノミー型に転換していくことは、金融セクターの重要な戦略の1つになると伝えた。
サーキュラーエコノミーのポテンシャルを活用するには、ターゲットを絞った政策、最新の金融フレームワーク、サーキュラーソリューションへの資本シフトに向けた協調行動が必要と訴えた。
【参照ページ】Circular economy investment has surged since 2018, but high-impact solutions remain underfunded
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