
仏エネルギー大手トタルエナジーズは8月25日、エクイノールとシェルを含めた3社が出資する欧州での炭素回収・貯留(CCS)プロジェクト「ノーザンライツ」で、初の二酸化炭素貯留に成功したと発表した。
今回の発表では、ノルウェーのブレビークにある独ハイデルベルク・マテリアルズのセメント工場から二酸化炭素を輸送。輸送された二酸化炭素は、ノルウェー西部のオイガルデン沖合100kmの水深2,600mの海底にある貯留層に注入された。
3社は2020年5月、同プロジェクトのフェーズ1の開始を発表し、フェーズ1の投資総額は約69億ノルウェークローネ(約940億円)。2025年3月には、フェーズ2に対する最終投資決定を発表しており、フェーズ2の投資総額は75億ノルウェークローネ(約1,060億円)。年間貯留能力はフェーズ1では年間150万t、2028年からのフェーズ2では年間500万tにまで拡張される。
【参考】【ノルウェー】トタルエナジーズ等3社、CCSフェーズ2で最終投資決定。年間貯留量500万tに拡張(2025年4月5日)
同プロジェクトでは、今回のハイデルベルク・マテリアルズのブレビークセメント工場に加え、ノルウェーのセルシオ、オランダのヤラ・インターナショナル、デンマークのオーステッド、スウェーデンのストックホルム・エクセルジの5社と契約を締結済み。これによりフェーズ1の貯留分は全て成約済みとなっている。
【参照ページ】Norway: First CO2 storage in Northern Lights
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