
国連気候変動枠組条約第30回ベレン締約国会議(COP30)は11月22日、「グローバル・ムチロン」決議を採択し、閉幕した。「ムチラオン」とは、ブラジル先住民族の伝統的な言葉で「共通の目標に向けた人々の大規模な共同作業」を意味する。
今回の最終決議の原案は、ブラジルのルーラ大統領が2018年に提示。そこからの4日間で各国政府間での調整が発生し、最終決議がまとまった。
原案では、化石燃料に関し、「正かつ秩序ある公平な方法でエネルギーシステムにおける化石燃料からの脱却(Transitioning Away From)を図り」や、「エネルギー貧困や公正な移行に対処しない非効率な化石燃料補助金を可能な限り早期に段階的に廃止(Phasing Out)するよう協力するよう促す」という文言を入れる案も示されていたが、…
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく
※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら