
国際的なボランタリーカーボンクレジット発行団体米ゴールド・スタンダードとVerraは8月20日、パリ協定6条2項(6.2条)のカーボンクレジットの移転国が国連気候変動枠組条約(UNFCCC)に報告するための報告内容作成ツールをリリースした。
パリ協定6条2項は、国同士が温室効果ガスの排出削減量を「ITMOs(国際的に移転される緩和成果)」として自発的に移転・取引し、各々の削減目標(NDC)の達成に活用できる仕組み(協力的アプローチ)を規定している。日本政府の二国間クレジット制度(JCM)も6条2項クレジットに準拠した形で運営されている。
活用する国は、二重計上(ダブルカウンティング)を防止するため、自国の排出量から控除し、獲得した側が自国の目標達成に上乗せする「相当調整」措置が義務付けられている。また活用結果は、2年毎にUNFCCCに報告する「透明性報告書(BTR)」でも記載しなければならない。
今回開発されたツールを用いると、各国が2026年のBTRに添付して提出が必要な要約表を自動的に作成できる。
【参照ページ】Gold Standard and Verra Launch Tool to Support Article 6.2 Reporting
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