オーストラリア国会直属の労働規制当局Fair Work Ombudsman(FWO)は6月7日、タクシー配車アプリUberのドライバーの法的地位を巡る問題で、UberドライバーはUberの従業員ではないとの判断を下した。ドライバーに特定の時間にUberが労働を課す行為をしていないことが判断の決め手となった。Uberは、今回の判断を歓迎するコメントを出した。
今回の判断により、Uberはドライバーに対し雇用主として負う義務は負っておらず、Fair Work Ombudsmanでも同問題は取り扱わなれないこととなった。結果、Uberは、ドライバーに対し、最低賃金、有給休暇、傷病休暇等の付与義務を負わないことが明確となった。
Uberについては、英国ではドライバーを従業員としての地域を認める司法判断が出、Uberに追加負担が求められていた。
【参考】【イギリス】Uber、タクシードライバー従業員地位を巡る控訴院裁判で敗訴(2018年12月26日)
【参照ページ】Uber Australia investigation finalised
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