アジアインフラ投資銀行(AIIB)は11月15日、インドへの投資を加速し、同国への投資額が29億米ドル(約3,200億円)に到達すると発表した。10月に、ムンバイ地域のローカル鉄道網整備のためにインド政府に5億米ドルの融資、インドの再生可能エネルギー投融資タタ・クリーンテック・キャピタルに7,500万米ドルの融資を決めた。
インドは、AIIBの出資国第2位。2016年にインドでの事業を開始し、すでにプロジェクト13件へのファイナンスを決めている。ムンバイ地域のローカル鉄道網は、同地域の渋滞緩和や交通安全を狙う。ムンバイ北部のビラールやダヌフ方面に路線を延伸し、ムンバイ東部パンベル、カージャット方面への路線も強化する。
タタ・クリーンテック・キャピタルは、再生可能エネルギー、送電網、水インフラへのインフラ融資を進めている。インドでは、電力アクセスも不十分でなく、リーズナブルな電力へのアクセスを拡大する。
【参照ページ】AIIB Investment in India nears USD3 Billion
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