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【デンマーク】オーステッド、アヴェドレ・バイオマス発電所でBECCS実現へ。合成燃料生産

 デンマーク電力大手オーステッドは6月15日、デンマークにある設備容量100MWの同社アヴェドレ・バイオマス発電所で、炭素回収・利用・貯留(CCUS)設備を導入すると発表した。CCUSの設置は同社初。バイオマス発電にCCS設備を設け、カーボンネガティブを実現する手法は国際的に「BECCS」と呼ばれる。

 同プロジェクトは、デンマークの大手6社が結集した産業協働イニシアチブ「Green Fuels for Denmark」の一環。オーステッドは3月、マイクロソフトとノルウェーCCS技術開発Aker Carbon Captureを含めた3社でCCUS技術を開発すると発表していた。

【参考】【デンマーク】大手6社、陸海空燃料で脱化石燃料化プロジェクト。2023年にサステナブル燃料量産開始(2020年6月2日) 【参考】【デンマーク】オーステッド、マイクロソフトら3社、CCS技術開発で覚書締結。過渡期の技術とも指摘(2021年3月12日)

 Green Fuels for Denmarkは、グレーター・コペンハーゲン圏に脱炭素型のエネルギーを1.3GWにまで高めることを目標としている。これにより、年間の二酸化炭素排出量を85万t削減できる。Green Fuels for Denmarkは、EUからも「共通欧州利益の重要プロジェクト(IPCEI)」にも指定されている。

 Green Fuels for Denmarkは、第1フェーズとして2023年に、10MWの水電解設備容量を整備し水素製造を開始。バスやトラックの燃料電池に水素を供給する。第2フェーズは2027年までに開始。水電解設備に電力供給するための再生可能エネルギー発電を大幅に増強し、最終的には水電解設備容量を1,300MWにまで増やす。同時に、回収した二酸化炭素から海運や航空のための合成燃料を毎年25万t生産する。

 今回CCUS導入が発表されたアヴェドレ発電所は2015年、石炭火力発電からバイオマス火力発電に転換。現在木質ペレットと藁を燃料した発電機が2基稼働しており、グレーター・コペンハーゲン圏に電力及び熱供給を行っている。CCUSで回収した二酸化炭素からは合成燃料を生産する。

 また同社は、Green Fuels for Denmarkの一環で、コペンハーゲン市公社HOFORが計画している設備容量250MWのAflandshage洋上風力発電所で発電された電力を購入することも発表。再生可能エネルギー電力の調達も増やしている。

【参照ページ】Ørsted plans carbon capture at Avedøre Power Station as part of the Green Fuels for Denmark project 【参照ページ】Dong Energy starts rebuilding the Avedøre power plant 【画像】Ørsted

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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