
世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)は12月1日、パーフルオロオクタン酸(PFOA)とパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)の発がん性評価結果を発表。PFOAをヒトに対して発がん性がある「グループ1」に、PFOSをヒトに対して発がん性の可能性がある「グループ2B」に分類した。PFOAとPFOSはともにPFASの一つ。
IARCは今回、11カ国から30人の国際的専門家からなる作業部会を11月7日から14日まで仏リヨンで開催。今回の最終結果を発表した。
今回の評価では、PFOAに関しては、実験動物における発がん性に関する十分な証拠と、曝露されたヒトにおける強力な機序的証拠(エピジェネティックな変化と免疫抑制)に基づき、グループ1と判定された。
PFOSに関しては、曝露したヒトを含む試験系全体にわたる強力な機序学的証拠(エピジェネティック変化および免疫抑制、ならびに発がん物質の他のいくつかの主要な特徴)で評価を実施。一方、実験動物における発がん性に関する証拠は限られており、ヒトにおける発がんに関する証拠は不十分なため、グループ2Bの判定となった。
PFOAとPFOSは、食品包装、カーペット、建材、化粧品、調理器具、防水衣料、消火用発泡体等、幅広い製品に含まれている。また、PFOAとPFOSは飲料水にも含まれており、特にPFOAとPFOSが大量に生産または使用されている場所の近くで検出されているという。一般市民は、主に食品と飲料水、潜在的には消費者製品を通じて摂取している。
【参照ページ】IARC Monographs evaluate the carcinogenicity of perfluorooctanoic acid (PFOA) and perfluorooctanesulfonic acid (PFOS)
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