大学・研究機関 【国際】「DAC導入なければ食料価格が2050年に5倍に上昇」研究論文発表。DACの早期実装説く 安定的な食料供給のためには、二酸化炭素の直接空気回収(DAC)が必要と分析した研究論文が発表された。今後、脱化石燃料のためバイオエコノミー化が進む中、持続可能な農林業を実現するためには、DAC技術を確立することが重要と [&...
政府・国際機関・NGO 【国際】WWF、「生きている地球レポート2020」発表。過去50年で生物多様性が68%減少 世界自然保護基金(WWF)は9月9日、2年毎に発行している「Living Planet Report:生きている地球レポート」の2020年版を発行。世界の生物多様性が過去50年で68%喪失しており、人間社会の消費行動は […]
食品・消費財・アパレル 【中国】代替肉大手ビヨンド・ミート、中国で初工場建設。市場には中国新興企業も続々登場 代替肉世界大手米ビヨンド・ミートは9月38日、中国で代替肉の生産工場を建設すると発表した。外資の代替肉企業が中国で工場を建設するのは今回が初。世界の食肉の3分の1を消費している中国では、代替肉市場が急成長しており、ビヨ [...
食品・消費財・アパレル 【日本】花王とライオン、詰替え用パックのリサイクルに向け協働。水平リサイクル目指す 花王とライオンは9月10日、洗剤やヘアケア商品等の詰替え用パック等で活用されているフィルム容器のリサイクルで協働すると発表した。競合同士で連携し、サーキュラーエコノミー化への転換を模索する。 日本の消費財市場では、1 [...
食品・消費財・アパレル 【国際】ネスレ、持続可能な包装・容器に向けた投資・アクション加速。コロナ禍でも続行を明言 食品世界大手スイスのネスレは9月7日、包装・容器のリサイクルを加速し、大規模投資をしていくと発表した。新型コロナウイルス・パンデミックの状況下でも、持続可能な包装・容器についてのアクションは止めないと明言した。 ネス...
政府・国際機関・NGO 【国際】SAC等の有力アパレルNGO9団体、Fashion Conveners発足。業界のCO2削減で結束 アパレル業界で有力な国際NGO9団体は8月31日、アパレル及びアクセサリー業界の気候変動対策を実現するための新たなネットワーク組織「Fashion Conveners」を発足した。結集したNGOの中には、グローバル大手 […]
大学・研究機関 【マレーシア】プリマス海洋研究所、マングローブ保全でマルチステークホルダー型の活動提唱 英プリマス海洋研究所は9月3日、持続可能なマングローブ保全に向けたマルチステークホルダー型の管理の必要性を提唱した論文を発表した。特に企業との協働の重要性を伝えるとともに、企業をプログラムに巻き込むための要諦も示した...
食品・消費財・アパレル 【国際】カーギル、船舶CO2削減でZeroNorthに出資。ラテン系米国人コミュニティ支援も 食品世界大手米カーギルは9月2日、船舶運航の二酸化炭素排出量削減ソフトウェア開発ZeroNorthに出資すると発表した。カーギルは2019年から同社のソフトウェアを活用していたが、今回出資に踏み切った。 ZeroNo […]
小売・宿泊・飲食・店舗 【EU】ユニリーバ、ネスレ等26機関、EU単位の環境・人権デューデリ法制化を欧州委に要請 欧州の企業・機関26団体は9月2日、EU域内の企業に人権・環境デューデリジェンスを義務化するEU法の制定を欧州委員会に要請する共同声明を発表した。これまでもEU加盟国の単位での人権デューデリジェンス法制化を求める動きは [&hell...
食品・消費財・アパレル 【アメリカ】ベーカリー最大手Bimbo、ビニール商品包装の家庭ごみリサイクルでTerraCycleと協働 米ベーカリー食品最大手Bimbo Bakeries USAは8月27日、米国での商品のビニール包装のリサイクルでTerraCycleとパートナーシップを締結したと発表した。個人が自主的にプログラムに参加する形で、ビニー […]
大学・研究機関 【国際】世界的に盗水犯罪が増加。背景には気候変動と水需要増加。先進国でも農業分野で 水供給不安と需要増により、世界的に盗水行為が増加していることに警鐘を鳴らす論文が発表された。現在の世界の農業用水のうち最大で50%で盗水が行われているという。同論文では、水インフラ事業者向けに盗水防止チェックのフレーム...
エネルギー・資源 【国際】国連グローバル・コンパクト、UNESCOの「国連海洋科学の10年」策定に参画。世界の産業界を代表 国連グローバル・コンパクト(UNGC)は9月3日、国連教育科学文化機関(UNESCO)の政府間海洋学委員会(IOC)に参画したと発表した。IOCは現在、2021年からの「持続可能な開発のための海洋科学の10年(国連海洋 […]
小売・宿泊・飲食・店舗 【イギリス】政府、大企業への森林破壊デューデリの義務化政策を発表。立法に向けパブコメ募集 英環境・食糧・農村地域省は8月25日、英国で事業活動を行う大企業に対し、森林破壊を伴って生産された作物を使うことを禁止する法律の制定を目指すと発表した。10月2日までパブリックコメントを募集し、年内にコメントを踏まえた [&...
食品・消費財・アパレル 【国際】ユニリーバ、2030年までに洗剤・洗浄剤生産で化石燃料由来のバージンオイル使用を全廃 消費財世界大手英蘭ユニリーバは9月2日、洗剤・洗浄剤の生産で、化石燃料由来のバージンオイルを廃止し、2030年までに100%リサイクルされた再生オイルや植物由来オイルに切り替える戦略「Clean Future」を発表し […]
食品・消費財・アパレル 【インド】インド準備銀行、気候変動による農業収量悪化を危惧。アニュアルレポートで開示 インドの中央銀行であるインド準備銀行は8月25日、2020年度のアニュアルレポートを発行。その中で、気候変動によるインド国内での気温上昇により、農業収量が低下してきていることへの危惧を明らかにした。インドでも中央銀行が [&h...
食品・消費財・アパレル 【日本】OIE、日本の豚熱「清浄国」地域を停止。豚コレラ・ワクチン接種で。輸出に悪影響 国際獣疫事務局(OIE)は9月2日、日本に与えていた家畜伝染病「豚熱(CSF)」の感染が確認されていない国を示す「清浄国」の地位を一時停止する措置を決定した。2018年に豚コレラが発生した際に、感染拡大が止まらず、農林 […]
政府・国際機関・NGO 【北米】インターナショナル・ペーパー、環境NGOと協働で最新型森林マネジメントを導入 紙パルプ世界大手米インターナショナル・ペーパーは8月18日、国際環境NGOのザ・ネイチャー・コンサーバンシー(TNC)と協働実施している森林マネジメント改善プログラムを米国の中央アパラチア地域とメキシコでも展開すると発 [&hel...
食品・消費財・アパレル 【国際】ティンバーランド、2030年までに環境ポジティブ実現。サーキュラーとリジェネラティブを軸 米アパレル大手ティンバーランドは9月1日、2030年までに環境インパクトを全体でプラスに転じるように事業転換する新たな戦略を発表した。サーキュラーエコノミーとリジェネラティブ農業・放牧の2つを事業に組み込む。ティンバー [&h...
食品・消費財・アパレル 【ドイツ】ヘンケル、主力トリートメントGliss Kurで植物由来成分を96%にまで向上。容器でも再生素材活用 ドイツ消費財大手ヘンケルは8月25日、ヘアケアブランド「シュワルツコフ」の主力トリートメント商品「Gliss Kur」のリニューアルを発表。植物由来成分の構成比率を96%にまで引き上げ、製品容器でも再生素材割合を大幅に […]
小売・宿泊・飲食・店舗 【EU】欧州環境庁、プラスチックの生分解性・堆肥化可能ラベルで消費者の正しい理解必要 EUの欧州環境庁(EEA)は8月27日、生分解性および堆肥化可能なプラスチックに関するレポートを発表。ラベル表示で使われている「堆肥化可能」「生分解性」「酸化型生分解性」「植物由来」等の定義を明確化にし、消費者に適切な [&he...