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【国際】IIRC、CDSBとの提携を発表。企業報告の質向上に向けて協働へ 2015/07/02 最新ニュース

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 統合報告に関する国際フレームワークのIIRCは6月8日、気候変動関連情報開示の標準化を進める国際イニシアチブのCDSB(Climate Disclosure Standards Board、気候変動開示基準委員会)との提携を発表した。今回の発表はCDSBの”Reporting Framework for environmental and natural capital information“公表のタイミングに合わせて行われた。

 IIRCは、21世紀の意思決定に必要な質の高い情報を提供する企業報告のあり方についてCDSBと価値観を共有しているとしたうえで、IIRC、CDSBともに気候変動および自然資本の保護は企業にとっての最重要課題であり、これらの課題に関連する情報開示はメインストリーム・レポートの一部として企業業績に関する重要な洞察を与えるものだと考えているとしている。

 IIRCのマネージング・ディレクターを務めるNeil Stevenson氏は、IIRCとCDSBとの提携について「今回の提携は、企業報告に関する大規模なイノベーションを促すためのCDSBとIIRCの協力関係を改めて確認するものだ。実際の協働手段の一つは、我々双方が参加しており、企業と投資家に対する確実性向上に向けグローバルにおける企業報告の質と一貫性を高めるという共通の目的を持つCorporate Reporting Dialogueを通じた協働が挙げられる」と語った。

 IIRCは、特に気候変動は企業戦略とビジネスモデルに今後ますます広範な影響を及ぼす可能性が高く、企業は統合思考と長期的な価値創造を重視して対応していく必要があるとしている。今後、IIRCとCDSBは互いに補完的な役割を担いつつ、企業報告と持続可能な資本市場との関係性強化に取り組んでいく。

【参照リリース】CDSB and IIRC sign statemnet of collaboration
【団体サイト】CDSB
【団体サイト】IIRC

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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