Sustainable Japan QUICK ESG研究所

【アメリカ】P&G、水浄化技術を活用して2020年までに150億リットルの清潔な水を提供へ 2015/09/25 最新ニュース

shutterstock_46212394

 米消費財大手のP&Gは9月15日、子供たちの清潔な飲料水へのアクセス確保を目指して同社が展開しているChildren’s Safe Drinking Water Program(CSDW)において、2020年までに150億リットルの清潔な水を提供するという目標を設定したと発表した。

 新興国において汚染水を原因とする病気を減らし、子供たちの命を救うのが目的だ。P&Gは同プログラムを10年以上前に開始して以来、自社およびパートナーらを通じて合計90億リットルの清潔な水を必要な人々に提供してきた。

 今後5年間で25以上の新しいプロジェクトを開始し、栄養失調の子供たちやHIV、AIDS患者、安全な飲料水がない地方部に住む世帯、自然災害の犠牲者など世界で最も脆弱な人々に対して清潔な飲料水を提供するという。

 世界では安全な飲料水へのアクセスを手にする人々の数は着実に増えているものの、国連は未だ不十分だとしており、先日発表した17の持続可能な開発目標の中にも飲料水へのアクセスに関する目標が含まれている。

 P&G はTideやDawn、Swifferなどの有名な洗剤ブランドに代表されるように、革新的な浄化技術において長い歴史を持っている。今回同社はその技術を利用して水処理施設の浄化力を小包サイズのティーバッグに詰め込んだ。

 たった一つのバケツ、スプーン、そして一枚の布とP&G Purifier of Water packetsと呼ばれるこの小さなバッグがあれば、人々は30分で10リットルの汚染水を浄化することができ、5人家族の1日分に相当する飲料水を生み出すことができる。このP&Gの取り組みは、本業の強みを活かした革新的なサステナビリティ活動の一例だと言える。

【参考サイト】Children’s Safe Drinking Water Program
【参照リリース】Procter & Gamble Uses Cleaning Technology to Deliver 15 Billion Liters of Clean Drinking Water by 2020
【企業サイト】Procter & Gamble

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

Facebookコメント (0)

ページ上部へ戻る