【日本】積水ハウス、集合住宅でもネット・ゼロ・エネルギーを実現。第1号物件分譲開始 2017/11/18 最新ニュース

 積水ハウスは11月8日、国内で初めて全住戸でエネルギー消費量がゼロとなる「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」基準を満たす高級分譲マンションの分譲を11月11日より開始すると発表した。物件は名古屋市千種区の「グランドメゾン覚王山菊坂町」。完成は2019年2月予定。

 ZEHは、徹底した省エネと太陽光発電等でのエネルギー創出の双方により、一次エネルギーの収支をゼロにできる住宅のこと。一次エネルギーとは電力だけでなくガス等の熱エネルギーも含む概念で、一次エネルギーがゼロにできれば本質的にエネルギー消費量をゼロにできる。

 グランドメゾン覚王山菊坂町は、各種省エネ設備を採用するとともに、屋上太陽光発電システム(平均約4kW)と燃料電池を搭載。これにより、ネット・ゼロ・エネルギーを実現した。集合地住宅は戸数に対する屋根面積が小さく、ZEHの実現が困難とされてきたため国の普及目標でも対象外だが、積水ハウスは国内で初めて集合住宅でもZEHを実現した。また、住宅の省エネ性能を評価する「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」でもZEH基準適合評価を住戸単位で取得した。省エネでは、LED照明の導入はもちろん、窓のアルミ・樹脂複合サッシにアルゴンガス封⼊複層ガラスを採⽤するなど、開⼝部の断熱性能を従来⽐2倍に⾼め、住⼾単位の断熱性能を約1.4〜1.5倍に⾼めた。

 同物件は、鉄筋コンクリート地上3階、地下1階。3LDKタイプ12⼾。敷地面積は935.90m2。建築面積は557.64m2。温水式床暖房も備えている。

 同社は、⼾建住宅におけるZEH「グリーンファーストゼロ」を展開しており、2016年度のZEH比率はすでに74%。累積棟数は31,072棟で、日本最多の販売実績。今年6⽉には全住⼾ZEH基準を満たす賃貸住宅の建設を発表。戸建住宅、集合住宅の双方でZEHを進めている。

【参照ページ】日本初 全住戸ZEH分譲マンション

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