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【イギリス】スコットランド英国王室領、自然資本プロトコルを活用した土地管理を実施

 スコットランドの英国王室領を管理する公益法人Crown Estate Scotlandは11月27日、自然資本プロトコル(NCP)を活用した土地管理を実施すると発表した。スコットランド北部マレーの2ヶ所で2018年3月までパイロットプロジェクトを実施する。

 英国王室領はロンドンにある公益法人Crown Estateが管理してきたが、スコットランドの英国王室領は、2016年スコットランド法に基づき、別法人Crown Estate Scotlandが管理することとなった。両者には繋がりはなく、Crown Estateが得た利益は英国政府に、Crown Estate Scotlandはスコットランド政府の国庫に収められる。

 パイロットプロジェクトが展開されるのは、グレンリベット・エステートとフォッシャバーズ・エステート。グレンリベット・エステートでは、23,000haの高地で、農業やマウンテンバイク・トレイルなどが行われている。フォッシャバーズ・エステートでは、低地で農業を行っている。二つの異なるタイプの土地でパイロットプロジェクトを行うことで、事業判断に自然資本評価を活かす手法を考察する。英国EU離脱後は、EUからの助成金がなくなることも踏まえ、事業に役立てる情報を幅広く得ていく。

 自然資本として捉えられるのは、地質、土壌、大気、水、生態系など、人間生活に不可欠なありとあらゆる資源。食べ物や飲み水だけでなく、燃料、建材、薬品として使われる植物や、気候変化や洪水の被害を減らす森林、二酸化炭素を大量に吸収する泥炭地、送粉者となる昆虫なども含まれる。

 パイロットプロジェクトは、環境コンサルティングCumulus Consultantsが請け負う。同プロジェクトには、Crown Estate Scotland、スコットランド自然遺産局、スコットランド環境保護庁が資金を拠出し、他のスコットランド自治政府省庁やスコットランズ・ルーラル大学も協力する。

【参照ページ】Scottish farmers to trial ‘valuing’ nature

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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